平成17年5月13日初診。
症状 | 右手第四指付け根が全く曲がらず、痛くて右手はハンドルも握れないとのこと。 |
診断及治療 | 頚椎7番、胸椎1番(ヘルニア) (R)鎖骨、(R)尺骨、(R)肩甲骨(棘上) (微細骨折)に(桜)の反応。 |
L5(PL)の調整 | 一回目調整後: 昨日治療を受けた時点では少々「マシ」な感じでしたが、今日はビックリするくらい治ってきて明日には治るんじゃないかな?って感じがしました。 |
平成17年6月17日初診。
症状 | 今年2月に転倒し、右手首突いた時に痛みがあり、整形の診断では、骨折線があるとのことでした。 3~4月頃に喉の圧迫感と右肩~右手先にかけて痺れがあり、右腰と右膝も痛みがあると訴えておられた。 |
診断及治療 | 初回は骨折を中心に診断し、(桜)の花粉で治療したところ、二回目来院時には痛みと痺れがハッキリとしてきたと言われ、左肺の下葉、心臓に(INF-A)、喉と左中大脳動脈に(桜)の花粉と診断し、治療後は全ての症状が解消しました。 |
平成17年8月13日初診。
症状 | 高校の時、柔道で首のブリッジをして痛めた。 腰は15年前にぎっくり腰をしたことがあり、歩いた時、(右)腰~下肢にかけて痺れがある。 同じ姿勢を続けたり朝起きた時が辛いとのこと。 |
診断及治療 | 腰椎2番(右)、腰椎1番(右)、仙骨1番(左) (結核菌と反応) |
L5(PL)の調整 | 一回目の調整: 腰から下肢にかけての痺れが、歩いた時に気にならないほど解消しました。 |
症状 | 今年1月より左腕が後ろに回らなくなり、左胸から腕にかけて痛みを伴っていた。 整形外科のレントゲン診断では関節の炎症とのことだった。 しばらく通ったが症状は変わらずにいたところを母親の紹介で当院に来院された。 |
診断及治療 | 普段からピアスをされていたこともあり頭蓋骨や背骨はともに曲がりや歪みがひどく診断の結果、左肩にも確かに炎症はあった。しかしその炎症の陰に心臓の回旋枝という動脈の異常という問題が隠されていた。 元から高血圧ということもあり心臓には常に負担が掛かっていたことから起こった左肩の痛みで、一回目の治療で後ろに回らなかった腕は回るようになった。痛みは軽くなったが日々変化しているとのこと。 炎症も一回目の治療でかなりひいて熱感もおさまっていた。 当院では当たり前のことですが、関節の痛みの裏側に内臓の問題がかくされていた代表例とも言える症例です。 |
症状 | この方は、歩行時にふらつきがあり、フワフワする感覚があり、交通量の多い道路等では、かなり危険な目に合われていたとのこと。その他にも自律神経失調症や、不眠症などもあり、常に疲労が抜けない状態で不安感を抱いて過ごしていた。 |
診断及治療 | 去年の暮れに、脳外科でMRIを撮ってみたが年相応ということで、しばらく病院に通っていたが、症状は横這い状態で、改善が見られなかった。そこで知人の紹介で当院を訪れました。 1回目の治療で歩行時のふらつきが大分軽減され、それまで訴えていた不安感なども変わってきました。 2回目に訪れたときには本人と周りの人が驚くほど真っ直ぐに歩けるところまで回復した。 |
症状 | 半年前より腹部の違和感、痛みがあり、他にも以前から頭痛や不眠といった症状もあった。 |
診断及治療 | 医師の診断によると「小腸閉塞症」とのこと。痛み止めが処方された。 当院の治療に切り替え、最近では腹部の違和感、痛みは意識にのぼらないレベルまで回復してきた。 その他の症状も改善傾向にあり、「頭痛は僅かに残っている感じ、でも大分良い」とのこと。 不眠にいたっては「よく眠れている」とのこと。 |
症状 | この方は長年、首から背中にかけて張っていて、それと共にめまいと特に胸の苦しさを強く訴えて「背中が張ってくると息が吸えない」と言っていました。 |
診断及治療 | 診断の結果、頚椎の5・6・7番におそらくレントゲンに写らないであろう微細骨折があり、それが原因になっている可能性が高く、調整を施しました。 そして調整後、瞬時に深い呼吸に変わり、胸の苦しさも劇的に取れてすっきりした表情になりました。 |
症状 | この方は対人関係におけるストレスで来院されました。ある特定の人と一緒に居ると右の側頭部に痛みが出るといった特殊な症例でした。 |
診断及治療 | 当初は体や頭のこわばりも強く、脳が疲労している状態で、「治療した日は調子良いが効果が続かない」とのことでした。 しかし、定期的に週2回の治療を根気よく続けて受けていただいたため、体のこわばりも少しずつ抜けて、ストレスに抵抗力も付き、以前のようなストレスが加わっても右の側頭部の頭痛は回数が減ってきたとのことでした。 |
この症例は体の治療により精神面が改善された一例です。
症状 | 3週間前に整形外科で右肘がテニス肘との診断を受け数回治療に通ってみたが、これといった改善が見られなかったため、ある方の紹介で来院された。 |
診断及治療 | 数分の診断と治療により、瞬間的に痛みが取れて、肘の曲げ伸ばしが出来ることに驚きを隠せない表情をされていました。 また、心の悩み、ストレスといったメンタル面の問題も抱えているとのことで胃・十二指腸潰瘍の痛みもありましたが、それも初回の治療で随分改善された様子でした。 現在は胃・十二指腸潰瘍の改善を目指して通院されています。 |
症状 | 腰から両方の臀部までの痛みで立っていても、寝ていてもつらい状態。整形外科の診断では「立ち仕事による脚の使い過ぎ」とのこと。結局、仕事を辞めて治療に専念したが痛みは一向に変わらなかった。 |
診断及治療 | 整形外科での治療を中断して当院の治療法一本に絞ってもらい合計7回の治療を行なった結果「痛みは完全に無くなった。」と笑顔で来院された。 |
症状 | この方は突然、左太ももの後ろからふくらはぎまでのシビレと痛みが出て、付き添いの方にもたれかかりながら来院されました。 |
診断及治療 | 最初の治療でかなり症状が変化し、帰りには一人で歩けるまでに回復した。 この方は元々、右の脚にもシビレがあったのだが今回、左脚にシビレと痛みが出て両足ともシビレと痛みで歩けない状態になってしまったとのこと。 その後、数回治療を行い現在、左脚は完全によくなり、右脚のシビレが若干残るくらいまで回復し、体力もついてきた。 右脚だけシビレていた頃は外出のときに杖が必要だったが、当院での治療を受けるようになって2週間程で杖なしで歩けるようになった。 |
症状 | 17歳の時から強い肩こりに悩まされて病院へ。 検査結果は「頚椎ヘルニア」と診断。随伴症状として右腕に力が入らない。 |
診断及治療 | 初回の治療時に頚椎の右側C6,7,8にヘルニア+。左側C8にヘルニア+。C5、7に分離骨折。 C7に結核菌のコロニー+。最終メジャーを仙骨PLと中心症候で治療。治療後右腕に力が入るようになり肩こり解消、頭痛が良くなった。 3日後再来院。前回の症状は良好との事。だが、以前から胆石の疑いがあるとの訴え。 右の上肢下肢の関節の痛み+ 右季肋部に違和感を訴える。胆石の疑いがあると医師から言われたが検査では陰性。他の医療機関でも診たが見つけられなかった。本人も何が何だか分からず不安がっていた。この患者の特徴としては右半身に症状が集中しているところである。 最初に右上下肢関節にチャレンジ。筋力は弱化し異常を示した。その原因を追求すべく、心臓へ、肺へ、胆のうへ、触査。しかし筋力-のままである。さらに肝臓へ。ここで筋力が強くなる。 という事は、患者の関節の痛みを発している原因は肝臓であったのである。患者の右季肋部の違和感は胆のうではなく肝臓だったのである。そして、肝臓がどうなっているのか検査。肝臓の4/4が異常を起こしていて、そこにB型肝炎のウイルスの感染反応が出た。そして胸椎の9番を検査。胸椎の9番に分離骨折の反応+。この患者は多角的な面から見て肝臓が弱くなる構造になっていたのであった。 腰椎1、3番にも分離骨折+。仙骨を最終メジャーとして中心症候で治療。治療後は体が軽くなり右上下肢関節の痛み解消。右季肋部違和感も取れていた。 この患者はB型肝炎にいつどこで感染したかわからないという。患者の母親も通院中なので母子感染の 疑いもあるので診て欲しいとの事であった。その日に患者の母親来院。B型肝炎の反応は見られなかった。 このように内臓が原因で関節に痛みを起こすケースなどは枚挙にいとわない。 単に関節の異常で関節の痛みを出しているのなら簡単なのだが、そうでないケースが殆どである。 単純に見えて実に複雑巧妙に人体は出来ている。今回の患者の事などはそれを現すようなケースであった。 この患者は現在も通院中治療を継続していく次第である。 |